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人一倍敏感な子ども【HSC】とは?その特徴とおすすめの本
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こんにちは!

元保育士で2人の息子を子育て中のあいです。

 

この記事は、「わが子は他の子よりも環境などに敏感なのかもしれない」と感じている方に向けて書いています。

敏感な赤ちゃんであれば、『なかなか泣きやまない、あまり眠らない』こともよくありますし、「子育てってこんなに大変なの!?」「なんでうちの子だけ・・・」って思うこともあると思います。

 

あい
いやほんとに、何度思ったことでしょう。笑(経験者)
でも、『人一倍敏感な子ども(HSC)』がいるんだ!と最近知って本を読んだところ、今まであまり周りから理解してもらえなかった子供に関しての悩みが一気に晴れたので、そういう方がちょっとでも増えたらいいな~と思って今回の記事を書いています。

ここからは、人一倍敏感な子ども(HSC)の特徴やHSCかどうかがわかるチェックリスト、どんな時に困りやすいのかやその対応方法、HSCの親として読んでおいた方がいい本についてくわしくお伝えしていきますね!

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人一倍敏感な子ども【HSC】とは?

人一倍敏感な子ども【HSC】とは

HSC=Highly Sensitive Child =ひといちばい敏感な子で、

アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱したことばです。

どの子どもにも、「意志が強い子」や「おとなしい子」のように生まれもった性格というものがあるけれど、

そういった性格(タイプ)の一つに「ひといちばい敏感である」というものがあるとアーロンさんは言われています。

障害や病気でもなく、あくまで一つの個性で生まれながらにして感受性が高いのです。

そして、このHSCは育て方や環境によってなるものではないと言われています。

 

 

この気質は子どもの15%~20%(5人に1人。男女の割合は同じ)にみられ

生まれつきよく気がつき、深く考えてから行動する慎重な面があったり、ちょっとした変化によく気がついたり、創造性が豊かであったり、不公平なことや残酷なこと、無責任なことには腹を立てたりするという特徴があります。

この気質は大人になっても変わりません。(大人はHSPと言われています)

 

HSCかどうか知るための23のチェックリスト

 

次の質問に感じたままを答えてください。

子どもについて、どちらかといえば当てはまる場合、あるいは、過去に多く当てはまっていた場合には、「はい」、全く当てはまらないか、ほぼ当てはまらない場合には、「いいえ」と答えてください。

 

1.すぐにびっくりする

2.服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる

3.驚かされるのが苦手である

4.しつけは、強い罰よりも、優しい注意のほうが効果がある

5.親の心を読む

6.年齢の割に難しい言葉を使う

7.いつもと違う臭いに気づく

8.ユーモアのセンスがある

9.直観力に優れている

10.興奮したあとはなかなか寝つけない

11.大きな変化にうまく適応できない

12.たくさんのことを質問する

13.服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたりする

14.完璧主義である

15.誰かがつらい思いをしていることに気づく

16.静かに遊ぶのを好む

17.考えさせられる深い質問をする

18.痛みに敏感である

19.うるさい場所を嫌がる

20.細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく

21.石橋をたたいて渡る

22.人前で発表する時には、知っている人だけのほうがうまくいく

23.物事を深く考える

 

得点評価
13個以上に「はい」なら、お子さんはおそらくHSCでしょう。
しかし、心理テストよりも、子どもを観察する親の感覚のほうが正確です。
たとえ、「はい」が1つか2つでも、その度合いが極端に強ければ、お子さんはHSCの可能性があります。
(『ひといちばい敏感な子 子どもたちは、パレットに並んだ絵の具のように、さまざまな個性を持っている』エイレン・N・アーロン著 明橋大二訳 1万年堂出版より)
いかがでしたでしょうか?
HSCでもそれぞれ個性がある(敏感さの種類が違ったり、度合が違ったりなど)ので柔軟な見方をする必要があるとアーロンさんはおっしゃっています。
おとなしいイメージのあるHSCの中でも、そのうちの約30パーセントが外向的で好奇心が強い子(HSS・刺激探求型)もいるということがわかっています。(私や息子は恐らくこのタイプです)
HSCであろうがなかろうが、みんな人それぞれいい面もあれば困った面もあると思うので
子どもをHSCという型にはめるのではなくて、ありのままの子どもを受け入れることが大事なのではないかなと考えます^^
「この子はこうに違いない!」みたいに、変にレッテルをはったりすることは避けたいところですよね!
さきほどもお伝えしたように、HSCは5人に1人の割合なので、少数派です。
なので、その気質を周りに理解してもらえずに、日常生活や集団生活をするなかで悩むことも多いです。
次はどんな時に人一倍敏感な子どもが困った状況になりやすいのか?
いくつか特徴を取り上げながらお伝えしていきます。

困った状況になりやすいHSCの特徴と対策方法

困った状況になりやすいHSCの特徴

まぶしい光、騒音、臭いにおいには耐えられない

 

私もHSPなのでよくわかりますが、臭いに関してはほんとダメです。

 

あい
前世は犬?と思うくらいの嗅覚なのですヨ!

タバコは特に苦手で、1週間くらい鼻の奥でずっと臭いが取れないこともありました。

でも、保育士をしていた時に、名前が書かれていなくて誰のかわからない服があっても、匂いを嗅げばわかる(洗剤の匂いとかで)ので便利なこともあります。笑

 

我が子はまぶしい光、騒音、臭いのどれに対しても敏感です。

小さい頃からよくまぶしいというので、目の病気かなと思うこともありましたがそんなこともなく、ただ敏感だったようです。

うるさい音には耳をふさぎますし、下の子の大のおむつ替えの時は、そっと遠~くに離れます。笑 

 

対策
本人は我慢できないほど強烈に感じているので
周りが「そこまで反応するのはおかしいのでは?」と思う場面でも
私はその感覚がわかるので否定したりせず「そうだよね」と共感することにしています。

感覚はほんとうに人それぞれなので、自分がそこまで感じていないからといって子供もそうだとはかぎらないと思うんですね。

親に否定されてしまうと子供はけっこうショックだと思うので、私も決めつけずに子供の感覚も尊重するようにしています!

 

 

大きな音や大量の情報に圧倒されやすい

 

決められた時間に多くのことをしなくてはならないときには、パニックになることも。

一度に何個もやらないといけないことを抱えると容量オーバーになりがちです。(私もです。マルチタスクが苦手)

 

対策
一度にたくさんのことを言わないように気をつけています。

たとえば、幼稚園の準備にしても、あれもこれもしてねと一度に3つ以上のことを言ってもうまくできないことがあります。

そういうときは、1つかもしくは2つくらいのことを伝えて、できてからまたつけ加えるという感じにしています。

親からしたらちょっと面倒かもしれませんが、結局はそのほうが子供はスムーズに行動できるはずです。

 

そして大声で怒鳴られることもHSCは嫌います。

人の気持ちにも敏感で重く受け止めてしまいがちなので、叱るときは、落ち着いたトーンで諭すのが効くようです。

 

人に見られていると緊張してしまい、うまくいかない

 

刺激を受けやすい体質なので、周囲の視線すらかなりの刺激になります。

それが大勢になると、耐えられないほどの刺激となり何もできなくなることも。

そのことを理解しておらず、無理強いするとその経験がトラウマになったりするかもしれません。

 

私も経験者で、人前で発表したりするのが苦手でした。

 

あい
学生のときは「先生お願いだから当てないで」というタイプでした。

社会人になり、仕事で人前に出る機会があったりして慣れると大丈夫になったのですが

「どうしても無理だ」という人もいるでしょうし個人差があるかもしれません。

 

対策
他の子がじょうずに堂々と発表しているのと比べて、「あなたはどうして・・・」などとは絶対に言わないようにしています。
よけいに苦手になってしまうと思うので、「人前で話すのって難しいよね」と共感したうえで
じゃあ事前に練習してみようかとか、慣れるように人前で発表したりする機会を作るようにするなど、
子供が克服できるようにサポートしてあげるのがいいのではないかなと思っています。

 

空腹や眠気を感じると、かなり機嫌が悪くなる

 

いつもは穏やかで、おとなしい子も、このときばかりは人が変わったように機嫌が悪くなったり、赤ちゃんだと泣きだしたり泣きやまなかったりする可能性があります。

夜泣きも、心配するくらい激しく泣くばあいがあるかもしれません。

 

うちの下の子は、いつもはだいたいご機嫌で穏やかなほうなのですが、おなかがすいたときや眠たいときは

びっくりするくらい激しく泣いたり、機嫌がものすごく悪くなったりするんです!笑

 

対策
急に泣き出したり、機嫌が悪くなったりしたときは、病気でなさそうであれば
「おなかがすいたのかな?」「眠たいのかな?」とまずは疑うことにしています。
だいたいお腹が満たされたり、寝れたりすればケロッと機嫌が直ることが多々あったので、
あせらず、落ちついて対応すれば大丈夫そうです!

 

 

これらの他にも、

  • 神経をよく使うので疲れやすい
  • ささいなことを気にしてしまって自己肯定感を持ちにくい
  • 免疫システムも敏感なのでアトピーや喘息などアレルギー症状が出やすい

 

など「HSCってけっこう大変だよな・・・」と思ってしまうような面もあります。

 

が、

共感能力が高かったり、直感が鋭く、想像力が豊かなどといった素晴らしい面もあります!!

HSCは深く考えられる能力があるので、他の人が気づかないようなことにも気づいたりできますし、思いやりがあって優しいしで、

『すてきなところいっぱいあるやん♡』と私は思っています。

 

でもどうしても少数派なので、周りに理解されなかったり自分の感覚はおかしいのではないかとか悩んだりすることってあると思うんですね。(私がそうだったので)

 

そんなときに、いちばんそばで支えてくれている親が理解してくれているだけで、子供は「自分はこれでいいんだ」「わかってくれる人がいる」と思えて

ずっと生き生きと、ストレスもあまり感じずに過ごしていけるのではないかな~と考えています^^

 

 

次は、

「我が子はHSCかもしれなくて、育児に悩んでいる」という方や

「子供とかかわる職業をしているから、もっとくわしく知りたい!」という方に読んでおいたほうがいいと思うおすすめの本をご紹介します。

HSCの子育てに参考になる本

HSCの子育てに参考になる本

『HSCの子育てハッピーアドバイス』著者:明橋大二

 

 

こんな方におすすめ!
HSCについてあまり知識がなく、最初にどの本を読もうかなと思っている方におすすめの本です。

本を読むのが苦手な方にも。

マンガも用いられているので、すごく読みやすいです。
HSCの特徴をよりわかりやすく知ることができます。
それに、著者の明橋先生(心療内科医)の言葉はあたたかくて、ほんとに心にしみます。
いちばん最初のページに書かれているプロローグを載せておきます。

●プロローグ

ようこそ。

ひといちばい敏感な子どもたちへ。

そして、彼らを
この世に送り出そうとしている
すべての親と、
それを支える人たちへ。

この世の中には、5人に1人という一定の割合で
ひといちばい敏感、といわれる子どもが存在します。
(ひといちばい敏感な子をHSC=Highly Sensitive Childといいます)

敏感な人たちは、少数派なので、
どうして自分だけがこんなに傷つくのだろう、
自分がおかしいのではないか、と思います。

でも、敏感なことは決して悪いことではないし、
喜ばしい性格なのです。

敏感な子は傷つきやすく、すぐ不安になるように見えるかもしれませんが、
敏感さのマイナス面ばかりに注目するのは、間違っています。

敏感な子は、悪い環境だけでなく、
よい環境にも、ひといちばい影響を受けます。

「感受性が強い」子どもは、
ストレスのかかる環境では、病気やケガが多いのですが、
比較的ストレスがかからない家庭や教室では、他の子どもに比べて
病気やケガが少ないという研究報告もあります。

感な子はそうでない子よりも、
よい子育てや環境から多くのものを得ることができるのです。

敏感な子は、この世の、よいことにも、
より強く反応しています。

「思いやり」「愛」「笑顔」「親切」
「美しい景色」「芸術」「お笑い」……
このようなことに、
誰よりもプラスのメッセージを受けているのは
感受性が高く、敏感な子どもたちです。

いずれにしても、敏感な子には、
「自分には味方がいる」という安心感が不可欠なのです。

敏感な子の子育ては、そうでない子の子育てと、
違うことがたくさんあります。

他の子と違うことに、とまどったり、
複雑な気持ちになったりすることも多いでしょう。

一般的なやり方や、ママ友のアドバイスは、
敏感な子にとっては、刺激が強いものばかりです。

だからこそ
この本ができました。
敏感な子の子育ては、たいへんですが、
HSCの知識を得て、スキルを身につけ、
ぜひ、子育てを楽しんでいただきたいと思います。

同じHSCでも、その個性はさまざまです。

「自分らしさ」に気がつくことで、その個性を活かせる
ようになることが、何より大切なのだと思います。
あなたの愛おしい子どもが
幸せに輝くHSCになることを願っています。

HSCの子育てハッピーアドバイス 明橋大二 1万年堂出版より
こんな感じで優しくHSCについて教えてくれたり、親としてどう子供に接していけばいいのかというところも書かれています。

あい
私は抱えていた悩みやモヤモヤがこの本を読んでみて晴れました!なんでもっと早く読まなかったのかと思ったくらいです。笑

『ひといちばい敏感な子』著者:エレイン・N・アーロン

 

こんな方におすすめ!
HSCについてある程度の知識はあるけど、もっと深く知りたいという方におすすめの本です。

いろんなシチュエーションに対応できるようなアドバイスがほしいという方にも。

この本は、HSCということばを提唱したアーロンさん自身が書いています。

人一倍敏感な子を育てるにあたっての子育てアドバイスが、赤ちゃん時期から思春期に渡ってくわしく書かれています。

 

でも読んでて、「ちょっと親に求める理想が高いかも!?」と私は感じたので、腹八分目くらいにとらえて参考にするくらいでいいかな~と考えています。

 

あい
何でもそうですが、全てうのみにせずに「これいいな!」と思った部分を取り入れていけばいいと思うんですよ♪

そうは言っても、HSCについてめちゃくちゃくわしく細かい所まで説明してくれている本なので、

悩んだり困ったときに読めばそのときの対応が書かれてあるでしょうし、手元に置いておいて損はない1冊です!(我が家でもすぐ手の届くところに置いてます。笑)

 

まとめ

まとめ

HSCはひといちばい敏感な子で、生まれながらにして感受性が高いという気質があります。

5人に1人という割合なので、周りから理解されにくいこともあります。

 

なのでHSCの親としては

「うまくいかないな~」「育てにくいな~」

などの悩みを抱えがちだと思います。

 

そんな場合は、本を読むなどしてHSCの特徴を知ることで、今までよりももっと深くわが子のことを理解してあげられるようになるでしょうし、

今までは理解できなかったような子どもの反応や行動もおだやかな気持ちで受け入れられるようになるのではないでしょうか。

 

「わがままだ」「臆病だ」「この子はどうしてこうなんだ」と思ってしまいがちだった特徴が

『なるほど、敏感なこの子はこういうふうに反応するんだな』『じゃあこの子に合った対応はこうするといいな』などの認識に変わるかもしれません。

そうなったら、きっと親子とも余計なストレスを抱え込まずにいられそうです!

少なくとも、ストレスまみれではなさそう。笑

 

実際、育てていると「むずかし~!思うようにいかない~!」と思うことも多々ありますが、すばらしい能力もあるので

そういう面にもちゃんと目を向けて伸ばしていってあげたいものだな~と最近は思うようになりました。

 

私もHSCについてまだまだ勉強中ですが、わが子をほかの子と比べず、一番の理解者になれるようがんばっていきたいなと思っています!

 

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